ウォーターケフィアドリンクの作り方はとてもシンプルです。
基本的には、砂糖水にウォーターケフィアグレインを入れるだけですが、ケフィ子は二次発酵までさせるため、その準備までを一度に行っています。
ここでは長年続けてきたケフィ子流のミニマルな方法をお伝えいたします。
用意するもの
お水
お砂糖(粗製糖がおすすめです)
水出し用のポット(耐熱ガラス製がベター)
空のペットボトルとフタ(500ml・炭酸用)
漏斗(ろうと・じょうご)
茶こし
菜ばし、または混ぜる棒
*すべて除菌機能つきの洗剤でキレイに洗っておきます。
★ウォーターケフィアグレインは、砂糖水に対して5%ぐらいを目安とします。
ウォーターケフィアグレイン30gなら、砂糖水600mlです。
★お水は、水道水を浄水したものを使っています。
ミネラルウォーターではなく水道水がおすすめです。浄水器がない場合は、水道水を一度沸騰させて冷ましたものを使います。
★お砂糖は、水に対して5%ぐらいを目安とします。
お水が100mlなら、お砂糖は5gです。(濃度約5%)
お水が600mlなら、お砂糖は30gです。
⇒初めて作る場合は、濃いめの砂糖水(濃度8%ぐらい)をおすすめします。
お砂糖の種類など材料について詳しくはこちらです。
ポットなど道具について詳しくはこちらです。
合理的な手順
まず、空のペットボトルに漏斗を入れ、茶こしを乗せます。

まずはセッティング 右のポットは前回作ったもの
右側にあるのは前回作ったウォーターケフィアドリンクです。
まずこれをペットボトルに注ぎます。
二次発酵させる場合は、あらかじめペットボトルにレーズンを入れておきます。

ウォーターケフィアドリンクを入れます
ペットボトルに入れると、二次発酵をさせない場合でもこのまま保存ができて便利です。
ウォーターケフィアグレインは茶こしでキャッチ。

ウォーターケフィアグレインをキャッチ
茶こしのままウォーターケフィアグレインを流水(水道水の浄水)で軽くすすぎます。
空になったポットの上でやると楽です。

流水で洗います
ウォーターケフィアグレインは安全な場所にいったんおいておきます。

安全な場所に置きます
除菌機能つきの洗剤でポットを洗います。
洗剤がウォーターケフィアグレインに飛ばないように注意します。

ポットを洗います
キレイになったポットにお砂糖を入れます。ポットは濡れていますが、気にしません。

お砂糖を入れて
お水を入れます。よく混ぜ、砂糖を溶かします。
ポットに半分ぐらいの量になるまでお水を足します。

お砂糖を溶かします
夏は水道水を浄水したままの常温で大丈夫です。寒い時期は溶けにくいので、ぬるま湯などを使うと早く溶けますが、完全に溶けていなくても大丈夫です。
茶こしをひっくり返し、ウォーターケフィアグレインを入れます。

ウォーターケフィアグレインを入れて
茶こしやポットの内側についたウォーターケフィアグレインを落としながらポットにお水を追加したら、完了です。

このまま放置します
このまま、常温(室温)で放置します。
明るい場所で大丈夫ですが、気温が27度以上になるところや直射日光のあたる場所などは避けましょう。ケフィ子はキッチンカウンターの上に置いています。
ポットを揺らしてみて、細かい泡が下から少し出てきているようなら発酵が始まっています。その後、砂糖水が透明な状態から少し濁ってきて、砂糖水の甘さがなくなり、少しの酸味が出てきて、微小発泡してきたかな? という頃ぐらいから出来上がりです。
ここから好みの状態になるまで、放置して発酵させます。
放置すればするほど甘さがなくなり、酸味が増してきます。ときどき味見をして好みの状態を確認してみましょう。
ミルクケフィアグレインに比べると、発酵完了まで時間がかかりますが、発酵が始まってから48時間以上放置するのは避けた方がよいです。理由は、季節によっては腐敗してしまう可能性があるからです。寒い時期ですともう少し時間を長くみても良いかもしれません。
補足説明
・上記は、ポットを1本で活用する方法ですが、洗い替えのポットがある場合は、ポットを洗う部分は省けます。
・ウォーターケフィアドリンクを注いだペットボトルはフタをして、二次発酵させる場合は、常温(室温)で放置します。
・そのまま飲む場合は、冷蔵庫に入れて冷やしてからの方が美味しいです。氷を入れると炭酸がほとんどなくなってしまうので、冷蔵庫で冷やす方がおすすめです。
・二次発酵させるときは、レーズンをあらかじめ10~20粒ぐらいペットボトルに入れておきます。あとから入れてもよいですが、先に入れておいた方がウォーターケフィアドリンクがあふれるのを防ぐことができます。
・二次発酵させる場合、炭酸ガスがたくさん発生するので、ペットボトルは炭酸用がおすすめです。
二次発酵について詳しくはこちらです。
なんか、面倒そう?
文章で説明すると、「なんだかちょっと面倒くさそうだな~」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、やってみて慣れてくると、この方法がとっても合理的なことがわかっていただけると思います。
まずは、 砂糖水にウォーターケフィアグレインを入れる ということだけ行えば大丈夫ですので、挑戦してみてくださいね。
よくある質問はこちらです。