豆乳ヨーグルトが脚光を浴びて話題になっているようですね。
「豆乳で生ケフィアヨーグルトを作ることはできますか?」というご質問をいただきましたが、作ったことがないのでわかりません。
そういえば友人が「豆乳でもできるよ~」と言っていたのを思い出しました。
しかしここで大きな疑問が。
ミルクケフィアグレインって「乳糖」をエサにして発酵するんです。
豆乳って乳糖は入っていないですよね。だって乳(ちち)じゃないし。
でも、友人は「ん?普通にできたよ」との回答。
んーなんでだろう??
こういう時は、「案ずるよりも産むが易し」
ということでやってみました!
豆乳生ケフィアヨーグルト
豆乳に直接ミルクケフィアグレインを入れてみました。
失敗すると嫌なので、少なめで試します。
つかった豆乳は「マルサンアイ 有機豆乳 無調整」です。
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いつも1リットルをケースでまとめ買いし、冷蔵庫に常備しているものです。無調整豆乳ですが、サラサラしていて飲みやすく、美味しいです。200mlもあります。
調整豆乳もありますが、こちらは香料などを加えて飲みやすくしたもので、豆乳以外の成分も入っておりますので、出来れば無調整を使うことをおすすめします。
待つことしばし。
どうやら出来ました。 乳糖ないのに。。。
混ぜてみると、炭酸ガスがけっこう発生しています。
さっそく飲んでみました。
んーー
感想は、「まずくはないけど、おいしくもない。」です。
まず、酸味が豆乳と絶妙に合わない。
そして炭酸もなんだか微妙で残念な感じ。。。ない方が良いような気もする。
もし、「継続してこれを飲めますか?」と聞かれたら、
「ごめん、ちょっとないかなー」という感じです。
好奇心で作ってみる、というのはアリだとは思いますが、、、
普通に 豆乳のまま飲む方が美味しい です。
なぜ発酵したのか
しかし、乳糖がないのになぜ発酵したのでしょう?
考えられるエサは「オリゴ糖」です。
大豆には「大豆オリゴ糖」が含まれています。
ということは、これが乳酸菌のエサになった可能性が高そうです。
とはいえ、オリゴ糖の量が少ないので、何回も続けるうちにミルクケフィアグレインが、飢餓状態になると思います。
そういえば友人も3回に1回ぐらいは牛乳に戻していると言っていました。
結論
1-2回ぐらいなら豆乳で発酵させても大丈夫そうです。
しかし、乳糖不足で徐々に弱ってくるので、3回目ぐらいからは牛乳に戻してあげましょう。
戻すときは、流水でミルクケフィアグレインをきれいに洗ってから牛乳に戻してあげる方が良いと思います。
まとめ
久しぶりにザルなしで作ってみましたが、ミルクケフィアグレインを濾す(取り除く)のがやっぱりとっても面倒でした。
ケフィ子が長年育て続けていられるのもザル付きタッパーのおかげだと再認識しました。
あと、海外にはココナッツミルクで作る方法があるみたいです。しかし、ココナッツミルクにも乳糖は入っていません。
また時間があるときにでも試してみたいと思っています!